ルックバック
Look Back
藤本タツキの読み切り漫画を原作とした、押山清高監督・Studio DURIAN制作の劇場アニメ。漫画を描く2人の少女の出会いと別れを描く。
作品あらすじ
『チェンソーマン』『さよなら絵梨』の**藤本タツキ**が2021年に発表した短編漫画『**ルックバック**』を、『デビルマンクライベイビー』のキャラクターデザイン・押山清高が監督した劇場アニメ(2024年6月公開、Studio DURIAN制作、配給: Avex Pictures)。**小学校の学級新聞で4コマ漫画を描く藤野**と、**不登校で部屋に閉じこもり一人で絵を描き続ける京本**——二人は卒業制作をきっかけに出会い、共に漫画を描くようになる。やがて高校生になり、二人の道は分かれ、そして残酷な事件が彼女たちを引き裂く——「描くこと」と「友情」「喪失」をめぐる、わずか58分の中に圧縮された奇跡のような作品。**第48回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞**を受賞し、興行収入は20億円を突破。**「映画館で観る短編アニメ」**として歴史を変えた一作。
この作品の聖地巡礼の魅力
本作の舞台は**山形県**の架空の田舎町。**山形県・新庄市**周辺の風景がロケハンの基準とされ、田園・木造校舎・雪景色など、藤野と京本の暮らした空気感そのものが原作・アニメの背景に映し出される。劇場アニメ単独の聖地巡礼スポットはまだ少ないが、**東北・山形の里山**や**新庄駅周辺**、**月山・蔵王連峰**などを訪れると、二人が窓辺で「描いていた」あの景色に出会える。**山形国際ドキュメンタリー映画祭**で本作が上映された山形市内の劇場・カフェも、ファンの間では巡礼地として知られる。
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聖地スポット(スポット 5件)
新庄駅
📍 山形県新庄市多門町1-1
JR山形新幹線つばさの終点・最上地方の玄関口。藤本タツキ原作・押山清高監督『ルックバック』のロケハン基準となった山形県北部の城下町の中心駅。駅西口は最上地方らしい広々とした地方都市の風情で、駅周辺の商店街・最上川沿いの集落・木造校舎の残る農村など、藤野と京本が暮らした「田舎町」の原風景に近い空気感を体感できる。東京駅から山形新幹線つばさで約3時間半。**本作はフィクションであり、特定の建物との対応関係はない**。
最上川舟下り
📍 山形県最上郡戸沢村古口86-1
芭蕉も詠んだ「五月雨を集めて早し最上川」の最上川を、戸沢村古口から草薙温泉まで約12kmを下る船下り。『ルックバック』のロケハン地・最上地方を象徴する自然景観で、両岸の山並み・四季の田園・冬の雪景色は、本作の冬の田舎風景の参照地のひとつ。船頭の唄う最上川舟唄を聴きながら、藤野が描いていた「東北の田園」の空気を体感できる。新庄駅から車約30分。**本作はフィクションのため、特定シーンとの対応はない**。
山寺(立石寺)
📍 山形県山形市山寺4456-1
貞観2年(860年)円仁開山の天台宗の名刹で、芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の地。1015段の石段を登った奥之院・五大堂からは山形盆地が一望でき、押山清高監督が『ルックバック』で描いた「あの静けさ」を体感できる東北屈指の景勝地。山形駅からJR仙山線で約20分・山寺駅下車徒歩7分。**本作はフィクションであり、立石寺は劇中に描かれていないが、山形を象徴する精神的な参照地として作品ファンに巡礼されている**。
蔵王の樹氷
📍 山形県山形市蔵王温泉
蔵王連峰の標高1600〜1700mに広がる、世界でも珍しい巨大な樹氷群(モンスター)。1〜3月、シベリアからの季節風が日本海の水蒸気をオオシラビソに吹き付け凍結することで生まれる。蔵王ロープウェイ「樹氷高原駅」「地蔵山頂駅」から見える白銀の荒野は、『ルックバック』に流れる「東北の冬の静けさ」そのもの。山形駅からバス約40分・蔵王温泉から蔵王ロープウェイで山頂駅へ。**本作はフィクションのため、樹氷は劇中に描かれていないが、東北の冬景色の参照地**。
月山
📍 山形県西村山郡西川町志津
出羽三山のひとつ、標高1984mの霊山。豪雪地帯としても知られ、夏まで残る雪渓・高山植物の群落・360度のパノラマは、押山清高監督が『ルックバック』で描いた「人がいない静かな空気」と通じる。月山八合目までは夏期にバスでアクセス可能(山形駅から月山ペアラインバス・西川町経由で約2時間)。冬は積雪のため登山道閉鎖。**本作はフィクションのため、月山は劇中に描かれていないが、京本の窓から見えそうな「東北の山並み」の参照地**。